2025年の路線価が発表されました
本日、2025年の「路線価」が発表されました。
全国の約32万地点を対象にした標準宅地の平均は、前年比で2.7%の上昇。
4年連続の上昇となり、不動産市場の活況ぶりがうかがえます。
路線価上昇の背景には?
上昇の背景には、主に以下のような要因が挙げられています。
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訪日外国人(インバウンド)による各地の観光・消費の活性化
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都心部の物件価格の高騰
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大都市圏近郊を中心とした再開発の加速 など
これらの動きが不動産市場を押し上げ、路線価にも反映されています。
路線価と不動産価格の関係
私たち不動産会社が査定を行う際には、公的な価格指標に基づく評価額を参考にすることがあります。
そのひとつが今回発表された「路線価」です。
査定時には、対象不動産の前面道路の路線価をもとに
おおよそ路線価 ÷ 0.8(=125%)で割り戻した金額を、公的指標に基づいた価格としてご案内することがあります。
つまり、路線価が上がれば、提示する参考価格も上昇するということになります。
都心離れと郊外エリアの可能性
最近では、都心部の物件価格が上がりすぎて、
若い世代の方が手を出しにくい状況になってきています。
その結果、今後はより手の届きやすい価格帯の郊外エリアに注目が集まり、
取引の活発化が期待されています。
多摩エリアの未来に向けて
私たちイーストルートは、調布市を拠点に多摩エリアの不動産を取り扱っています。
この地域がより活気づくよう、日々の活動を通して貢献していきたいと思っています。
不動産に関するご相談は、どうぞお気軽にご連絡ください。