新築住宅と中古住宅 選ぶならどっちが良い?
ご自宅を探されているお客様のなかには、新築住宅と中古住宅で
買うならどっちが良いか?悩まれているお客様も多くいらっしゃいます。
結論からいえば、人それぞれの考え方のため正解はなく、良い、悪いはありません。
ただし、昨今の地価・建築単価等の上昇をみると新築住宅は高いです。
そういったなかで、リフォーム前提で中古住宅を探される方は増えている気がします。
新築住宅と中古住宅、それぞれのメリット・デメリットを比較してみました。
新築住宅の購入について
メリット
- 最新の設備機器が設置された住宅に住める
- 売主は不動産会社のため、品質について保証が付く(10年保証等)
- 各種税制優遇を利用することが可能(中古でも受けれますが、新築の方が手厚いです。)
- 住宅のメンテナンス費用が安い(省エネ性が高ければ光熱費等が抑えられます。)
デメリット
- 価格が高い(新築というだけでプレミアムが乗っています。)
中古住宅の購入について
メリット
- 価格が安い(築年数によりますが、土地値で買える場合も有ります。)
- 建物の評価額が低いため、建物の固定資産税を抑えられます。
デメリット
- 設備が古い
- 保証が付いていない物件が多い
- 築年数が古すぎると、住宅ローンを組めない可能性が有り
- 耐震性能に注意が必要(1981年6月に耐震基準が見直されています。)
つまり、新築住宅のメリットは中古住宅のデメリットとなり、中古住宅のメリットは新築住宅のデメリットというかたちになります。
ただし、中古住宅のデメリットは、リフォーム等で補うことは可能です。
最新の設備機器の設置
リフォーム会社の保証が付く(10年保証等)
旧耐震建物(1981年6月以前に建築確認を取得した建物)でも、耐震補強により耐震性の証明が得られれば、各種税制優遇を利用することが可能です。
省エネ性能が高められれば、光熱費等が抑えられます。
ちなみに私の自宅購入については、「新築戸建を探し」 →「 注文住宅に興味を持ち土地探し」、最終的には築40年以上の中古戸建を購入し、内外装のフルリフォームを行いました。
<リフォーム前>

<リフォーム後>

ご覧の通り築40年以上の住宅であってもリフォームを行えば、ここまで変わります。
なお、リフォーム会社は、5社程度(大手・中堅・地場・工務店等)に見積を行いましたが
価格差は最大500万円程度ありましたので、見積は複数社に依頼することをお勧めします。
まとめ
ご自宅を探すにあたって新築・中古もそれぞれメリット・デメリットが存在します。
購入される際はそれを踏まえたうえで、決断されることが大事です。
大事ではありますが、ご自宅は多くの人にとって一生に一度の買物になります。
メリット・デメリットといった理屈だけではなく、購入の最終判断が
「感覚」であることは少なくありません。
弊社では一般的な物件のご説明にとどまらず、「お客様の直感」を大切にしながら
住まい探しをサポートさせていただきます。
お気軽にご相談をください!