勝手な老後プラン
何歳になるか分かりませんが、定年退職後。
ふと、「次のライフステージではどこに住もうか」と考えることがあります。
まだ具体的な計画ではなく、漠然としたイメージですが・・・
老後は、地方の一戸建てやマンションで、ゆったりと暮らしたいなと思っています。
理由はいくつかあります。
たとえば、私は39歳のときに35年ローンを組んだので、完済予定は74歳。
「本当にその年齢まで現役で働けるのだろうか?」と疑問に思うことがあります。
仮に定年後にローンを完済できたとしても、
そのあともずっと東京で暮らすのか?と考えると、少し違和感もあったり。
実際、私の父や兄は九州で自由に暮らしていて
その様子を見ていると、「地方でのんびり暮らすのもアリだな」と感じるのです。
昔、リゾートマンションの仲介をしていたときに出会った、
ある永住者の方の言葉が、今でも忘れられません。
「ほとんどの人は仕事を基準に住む場所を決めるけど、
私は住みたい場所を基準に選んで、そこでできる仕事をしているんです。」
そんな考え方もあるんだなと、ハッとさせられました。
地方移住の理想
最近は、地方の不動産売却についてのご相談を多くいただいています。
物件を預かり、販売活動をして、新たな買い手を見つける・・・
その出会いの中で、いろいろな価値観や考えに触れることで
また自分の暮らしについても新たな発想が生まれるのが、この仕事の面白さです。
いつかどこかで、「住みたい場所で、住みたいように暮らす」
そんなライフスタイルが実現できたらいいなと、密かに思っています。