不動産売却について

不動産を売却するときの選択肢

不動産を売却するときの2つの選択肢

不動産を売却するときの選択肢として、大きく分けて2通りの方法が考えられます。

  1. 不動産会社へ売却を依頼して、買主を探してもらう
  2. 不動産会社に直接買取をしてもらう

では、ご自身が不動産を売却しようと思ったとき、不動産会社へ売却を依頼するか、不動産買取会社へ売却するのか、どちらがお得に売却が可能でしょうか。

結論からいえば、価格だけを追求するならば不動産仲介会社に売却を依頼し、個人のお客様を探してもらっほうが、一般的には高値で売却をすることが可能です。不動産会社の買取だと、相場の価格より下回る場合(2~3割減)があります。

一般的にというのは、売主様の事情、不動産の状況により、異なってくるからです。たとえば、以下のような事情等がある場合は、不動産会社への売却も有効な選択肢といえます。

お客様が買取をお願いする6つの理由

売却して、至急現金化したい。

このような売主様の事情がある場合は、スピードが重視されます。相場の価格で売り出しても、買い手がすぐ見付からない場合もあるため、不動産会社へ売却をすることで早期売却が可能となります。

土地・建物の不具合等について、一切責任を負いたくない。

一般的に不動産を売却後、何らかの不具合等が発生した場合、売主様は一定期間、契約不適合責任(補修義務等)を負う必要があります。しかし、不動産会社はそのリスクを承知のうえ購入をするので、売主様は売却後の契約不適合責任(補修義務等)を一切負わずに売却が可能となります。

近隣の方に知られずに売却したい

販売活動(チラシ、ネット掲載)を行わずに売却が可能なため、不動産会社への売却は販売活動も知られずに売却が可能です。

築古不動産、室内の状態が悪い不動産等

築古の不動産は、個人のお客様ですと嫌厭される傾向にあります。また、室内の状態が悪いと、お客様の案内時の印象が悪く、成約に時間がかかってしまう場合があるため、不動産会社への売却は有効な選択肢として考えられます。

広大な土地

立地によりますが、都内でも土地が広大地ですと、価格が大きくなるため、一般の個人の方では買えない場合があります。たとえばですが、土地30坪で新築戸建が6,000万円程度で取引がされている住宅地において、100坪の土地が売れるかといえば、土地単価が同じでも土地が広ければ総額が大きくなってしまうため、流通性が下回ります。このような場合、単価を下げて販売するよりも、不動産会社へ売却した方が、条件・価格面でも優位に売却することが可能となります。

心理的瑕疵のある物件

自殺、殺傷事件があった物件は、個人の方は買い控えますので、不動産買取業者に売却するケースが多いと感じます。

まとめ

以上を踏まえ、不動産を売却しようと思ったとき、不動産仲介会社へ売却を依頼した方が良いか、不動産買取業者へ売却した方が良いか、それをご自身で一つ一つ検証するのは、大変な作業です。

弊社では、価格査定の際、一般売却価格、不動産会社買取価格の2つの価格を提示させていいただいております。そのなかで、お客様のご事情をお聞きしながら、お客様にとって最善な売却方法をご提案させていただきます。

ご売却の際は、お気軽にご相談ください!