残置物撤去の立ち会いを行いました
本日、吉祥寺にて今後売却予定のマンションの残置物撤去の立ち会いを行いました。
数社に見積もりを依頼した結果、幸いにも予算内で対応してくれる業者さんと出会うことができ、無事に作業を進めることができました。
今回はこうした残置物の取り扱いについて、売却時の選択肢や注意点をお伝えしたいと思います。
不動産売却時の残置物はどうする？
不動産を売却する際、一般的には室内を空室にして買主様へ引き渡すのが原則です。
しかし、中には「相続した物件で大量の荷物が残っている」、「老人ホームへ引っ越すので、荷物はすべて不要」といった事情で、現状のまま引き渡しをしたいというご相談も多くいただきます。
このような場合に検討できるのが、以下の3つの選択肢です。
残置物がある不動産売却の3つの選択肢
不動産会社に現状有姿で売却する
メリット
- 残置物がを残したまま引渡しが可能なため、手間が一切かかりません。
デメリット
- 撤去費用分が売却価格から差し引かれるため、売却価格が下がる可能性があります。
残置物を専門業者に撤去してもらい、一般の個人の方へ売却する
メリット
- 専門業者に全て任せられるので、ご自身の負担が少ないです。
- 撤去作業は通常1日程度で完了し、時間がかかりません。
デメリット
- 業者選びや見積もりの立ち会いなど、多少手間がかかる場合があります。
- 残置物の量によっては、まとまった撤去費用が発生します。
- 悪質な業者を避けるため、慎重な業者選びが必要です。
ご自身で撤去する
メリット:
- 最も費用を抑えることができます。
デメリット:
- 梱包、運搬、処分など、相当な手間と時間がかかります。
- 急いで売却したい場合には不向きです。
まとめ
どの方法が最適か？
それぞれの方法にメリット・デメリットがありますが、どの選択肢が最適かは、売却する不動産のタイプやお客様のご事情によって異なります。
例えば、一般の個人の方への売却が見込める物件であれば、残置物撤去が面倒だからという理由だけで不動産会社に売却するのではなく、専門業者に依頼して室内を綺麗にすることで、より高く売却できる可能性が高まります。
一方で、築年数が古い、フルリフォーム前提の物件であれば、荷物が残った状態で売却を進める方が、時間や費用の面で効率的な場合もあります。
弊社では、お客様それぞれのケースでどのような売却方法が適切か、きちんと見極めたうえで、ご提案をさせていただきます。
また、信頼できる残置物撤去業者のご紹介も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
